オリジナルアイテム
漆塗竹竿 Kawatsura Fly Rod
トンキンケーン製。布袋・漆塗フェルールキャップ付き。
モデル | 価格(すべて税込み) |
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Kawatsura Rod 7'8"#4大き目のドライフライも楽に飛ばしてくれるパワフルなドライフライロッド。オオマダラやモンカゲロウ、北海道の釣りでも大型のニジマスでもバッチリです。 |
1ティップ¥181,500 2ティップ¥258,500 |
Kawatsura Rod 7'9"#3-S7'9"#3のセレクトバンブー仕様の細身スローアクションです。しなやかかつバネ感の強いロッドです。 |
1ティップ¥181,500 2ティップ¥258,500 |
Kawatsura Rod 7'7"#3グラファイトから持ち替えても違和感の無いパリッとしたドライフライロッドです。キャストに自信のない方には7’9”よりは楽に扱うことができると思います。リニューアルによりさらに矢のようなループを楽に生み出せるようになりました。 |
1ティップ¥170,500 2ティップ¥242,000 |
Kawatsura Rod 7'7"3-Sセレクトバンブーの細身スロータイプです。ギリギリまで贅肉をそぎ落とし、このタイプの完成形とも言えるロッドです。扱いには慣れが必要ですが、活かせればかなりのフィールドで最高のパフォーマンスを発揮します。 |
1ティップ¥181,500 2ティップ¥258,500 |
Kawatsura Rod 7'2"#3小さめの渓流での繊細な釣りをするためのロッドです。早めに雪代が終わる小渓流にはうってつけのロッドです。軽くてしなやかであるにもかかわらず20ヤードのキャストも容易です。 |
1ティップ¥170,500 2ティップ¥242,000 |
Kawatsura Rod 7'11"#4C&Rのニジマスや北海道、NZを意識したバットのしっかりした#4ロッド。キャスト力はもちろんですが長さを感じさせない軽さが魅力です。 |
1ティップ¥170,500 2ティップ¥242,000 |
Kawatsura Rod 7'7"#4-S完全にターゲットをヤマメに絞った#4ロッドです。#4ラインの質量は楽なキャストを生み出し、ソフトなロッド操作でV字ループを作りやすいように設計しています。メンディングなしで勝負したい方にはピッタリのロッドです。 |
1ティップ¥181,500 2ティップ¥258,500 |
ロッドケース
ロッドケースはアルミケースと布バッグに変更となりました。
¥18,700で別売になります。
ご注文の仕方
ネーム入れ、グリップの形状などは、ご希望により変更可能です。リールシートの塗りも、お好みにより相談に応じます。ご注文はオーダーフォームからお願いします。
Kawatsura Rodについて
私のプライベートブランドである川連ロッドとは、ハンドプレーニングによるバンブーブランクに、家業の伝統工芸である漆塗りを融合させたフライロッドです。
漆は古来から使われてきた世界最強の塗料で、奈良時代前後に塗られたものがかなり良い状態でいまだに残っています。和竿の世界でも当然、漆が使われています。
せっかく竹という天然素材を使って作ったブランクに、化学塗料を乗せるのは、とてもバランスが悪いような気がします。
乾燥において全く環境を汚染しないのは漆だけです。
自然を大切にするフライフィッシャーにピッタリではないでしょうか。
しかし、漆は誰でも塗れるというものではありません。
粘性が強いためディッピングは完全に無理で、刷毛で塗る以外に方法はありません。
たまたま私の家は川連漆器の塗家で、私も高校を卒業してから漆塗りをしています。
私は中学の頃からフライフィッシングに夢中になり、それ以来没頭してきました。
道具に関してはあまり気にしないほうでしたが、バンブーロッドに出会ってから全く考えが変わってしまいました。
ちょうどフライに飽きており、川に行く回数も減ってフライもあまり巻かなくなっていた頃です。
たまたま近くにフライの管理釣り場ができ、そこでバンブーロッドを作っている人たちと知り合ったのがきっかけです。
竹竿を振るのは、楽しくてしかたがありませんでした。
キャストの心地よさ、釣り味共にグラファイトの比ではなかったからです。
そして結局、自分で製作しないと気がすまなくなってしまい現在に至っています。
自分でバンブーロッドを製作するに当たって、ウレタンによる味気のない艶は、どうも受け入れにくいものでした。
自分がやっている仕事が漆塗りだったので、もうこれしかないと思いました。
実際、竹に塗ってみるとすばらしい色と艶に仕上がりました。
何回も試行錯誤を重ねて、薄いながらも強く、美しい塗りにこぎつける事ができました。
工程としては、生漆を使った拭きによる目止めの後、希少な日本産の梨地漆を刷毛塗りします。
これを十分に乾燥させた後に木炭による研ぎ出しと磨きを行って完成です。
研ぎ出しによって皮膜は限りなく薄く、竹の肌、繊維もはっきりと透き通り、すばらしい美しさになります。
フライロッドで最も大切なのは、いうまでもなくアクションです。
いくら美しいロッドを作っても、アクションが悪ければ道具として失格です。
ただし、使用者のキャスティングのレベルや嗜好によって理想のアクション像は異なってきます。
どれが良いとは一概に言い難いものですが、渓流を長いティペットで釣るために良いアクションとは、確実に存在すると思います。
私が作りたいロッドのアクションは、ドライフライに特化した釣りのためのものです。
竿の取り扱い
フライロッドは他の釣りとは違い、フォルスキャストを繰り返します。
すべての動作でロッドを活用しますのでグラファイト、グラス、竹、どのような素材でも使っていけば劣化は避けられません。
竹は繊細で強靱な素材ではありますが、使いかたによって寿命が大きく違ってきます。
ヤマメ用メインの川連ロッドは極細に仕上げてあり、日本的な釣りの楽しみを最大限に活かすための設計を行っていますので、それを活かせるような使い方を希望します。使用にあたってご不明点などがありましたら、ご説明しますので連絡してください。
きっと新しいドライフライ世界が広がっていきます。一緒にこの釣りを楽しみましょう。
【一般的な使用法】
竹は少量の水分を含んでいますので、厳寒期の使用は避けたほうが良いでしょう。
とくに氷点下環境での使用は破損につながりますので、気をつけてください。
また、魚の取り込み時はロッドにとって危険な時ですから、なるべくティップに負荷がかからないようにロッドを体から離して操作することを身に付けましょう。
リールを外に向けて、負荷がかかる面を変えて魚を寄せるのが良いと思います。
【曲がりとねじれについて】
慣れたユーザーは、素材にへたりが出るまで酷使してもロッドを真っ直ぐに保てますし、あまり使い込んでいなくても曲がりが出る場合もあります。
高温多湿な状況はくせをつけやすくしますので、車内に保管する場合は気をつけてください。
暑い日が続くような時期の車内放置は避けるようにしたほうがよいです。
その日の釣りが終わった直後、ロッドをケースに仕舞う時に竿先の曲がりを確認し、反対方向に指先ですこし修正してから保存する事をお奨めします。
曲がりを直す際に、反対方向にオモリを吊るして放置は厳禁です。
フォルスキャストの面がきれいに出ていれば、ティップのねじれはあまり出ませんので、ねじれている場合はご自分のテクニックをチェックしてみてください。
【フェルールについて】
川連ロッドのフェルールは、完全に根元まで差込ができるようにしてあります。
通常は、柔らかい布で汚れを拭き取る程度のメンテナンスで結構、何もせずにそのまま使用してください。
きつい場合は少量の油分でオス側の汚れを拭き取るか、柔らかめのフェルールワックスを少量塗ることをお奨めします。
緩い場合はろうそくや硬めのフェルールワックスをごく少量塗ると、回転や浮き上がりを防ぐことができます。
釣りの終了時には握力がかなり落ちているものです。
雨の日などは滑りやすいので、しっかりと水分を拭き取ってから抜くことが重要です。
慣れないと滑ってガイドを破損したりしますので、ゴムシートなど専用のものを用意することもお奨めします。
修理とメンテナンス
破損した場合、バット部分は定価の60%、ティップ部分は40%で作り直しが可能です。
再作成には1年ほどかかりますので、その間も使い続けられたい場合は2ティップのご注文をお奨めします。
2ティップは交互に使用するのが一般的ですが、片方を温存するのも日本の釣りの質においては可能だと思います。
漆は色があるため傷が見えやすいですが、早めの手当てができる目安にもなります。
竹が露出するような傷ができた場合は、早めに修理に出してください。
細かいリタッチや艶出しなどは無償で行わせていただきます。
ガイドの交換(1個 1,100円)やフェルールの交換(6,600円)も可能です。
また、ブランクがタテに裂けるように折れている場合は、作り直すことなく修理可能なこともあります(11,000円から)。
いずれの場合も、往復の送料はご負担いただきます。
漆塗 HandMade Landing Net
目の細かい「リリースネット」が標準仕様です
モデル | 価格(税込み) |
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ヤマメサイズ(内径28cm以内)柄の短いタイプも作ります |
¥41,800 |
大型トラウトサイズ(内径29cm以上40cm以内) |
¥49,500 |
ご注文はオーダーフォームからお願いします。
グリップ部分に銘木を使ったハンドメイドランディングネットを漆塗りで仕上げました。ネットは細目のメッシュ生地ですので水生昆虫などのドリフターチェックも可能です。
塗りはロッド同様研ぎ出し磨き仕上げです。数年たってツヤが無くなってきた場合、みがき直しもサービスで行います(送料別)。規定外のサイズ、形、手編みネットなどは御相談ください。ネットも二度塗りから四度塗りに変更しました。
修理とメンテナンス
リタッチと艶出しは無償で行います。
ネットの交換はメッシュ5,500円、手編み11,000円で承ります。
漆の塗り直し作業は22,000円からとなります。
木製であれば他社のフレームも塗り直し可能ですので、ご相談ください。
川連フライリール Kawatsura Fly Reel
モデル | 価格(税込み) |
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2016年度オリジナルリール(終了)DT#3F~DT#4F+バッキング15~35m 自重150g。 |
¥110,000 |
2018年度オリジナルリールDT#3F~DT#4F+バッキング15~35m 自重150g。 |
¥110,000 |
川連ロッド、グラスマスターNSFシリーズにバランスを取るべく、リールを依頼して製作しています。重さやクリック感、耐久性にも優れ、ハンドメイドならではの仕上がりは量産品では得る事ができません。両面パネル&ハンドルは漆塗り仕上げです。
値段は皮袋付きで、税込み¥110,000になります。完全ハンドメイドのため高価になってしまいましたが、アフターも含め長く使える仕上がりになったと思います。
ご注文はオーダーフォームからお願いします。
ティムコNSFシリーズ リールシートチューン
ティムコから発売されているグラスマスターNSF、インファンテNSFのリールシート交換を承ります。漆塗銘木リールシートとオリジナルロッドソックス、川連ロッドワッペン、送料込みで¥19,000(税込)です。
メールでご連絡のうえ、工房までロッドをご送付下さい。時期にもよりますがだいたい1~2週間で加工を終了し、送り返すことができると思います。